白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ・化膿ニキビの違い
2014/10/23
ニキビと一口に言ってもその種類はたくさんあります。主なニキビとしては以下のタイプがあるでしょう。
・白ニキビ
・黒ニキビ
・赤ニキビ
・化膿ニキビ
それぞれ特徴が異なりますし、原因も変わってきます。ここではそれぞれのニキビについて説明しましょう。
白ニキビ
白ニキビとはその名の通り、肌にポツポツと出来てしまう白いニキビのこと。実はニキビの初期状態のことを指し、毛穴が角質で埋まってしまった状態のことを指します。大きさは直径1〜3ミリ程度で、角質が詰まっている状態のこと。皮脂がうまく排泄されなかったことによって毛穴が拡大し、膨らんでしまうのです。その他の名称として、閉鎖面皰(へいさめんほう)と呼ばれることもあります。延焼していないことが特徴です。
白ニキビは毛穴がふさがって、皮脂が外にでられなくなってしまった状態です。表面を塞ぐ原因となるのは、必ずしも角質だけではなく、シャンプーやリンスなどの洗い残しやファンデーション、チリやホコリ等も原因になると言われています。いずれにしても、毛穴がふさがってしまうことが原因であると考えられています。
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黒ニキビ
黒ニキビは毛穴がつまってしまい、それが表面に押し出された時に出てきます。開いたニキビとも呼ばれ、肌に余分な皮脂を出しすぎた時に発症してしまう例です。皮脂が外気に触れると黒くなってしまうため、黒ニキビと呼ばれています。場合よっては黄色になるこtもあるでしょう。思春期に特に多いニキビであることも特徴の1つ。ホルモンバランスが乱れやすいので、そのように思春期に出来てしまう傾向にあるそうです。
ただ、原因は他にもあり、肌が清潔でない場合にも発症します。例えば死んだ肌細胞が毛穴にたまり、詰まることによってできてしまいます。油分の多い化粧品やクリームも原因になることがあるそうです。
赤ニキビ
赤ニキビは白や黒ニキビと異なり、簡単に治療ができないのが特徴です。白ニキビが進行してできることもある赤ニキビは実はアクネ菌が繁殖して炎症を起こしてしまっている状態のことです。見た目としては赤く腫れ上がり、かゆみや痛みが出たり、また地が出たりすることもあるそうです。
赤ニキビの原因は基本的には白ニキビと変わりません。症状を進行させないことが大切です。赤ニキビが出来た時に絶対にしてはいけないことは、直接手で触ったり、潰して膿を出したり、ゴシゴシと洗顔したりすること。余計に悪化してしまいます。
化膿ニキビ
化膿ニキビは赤ニキビがさらに悪化してしまった状態のこと。強い炎症が続くと、化膿してしまうことがあるのですが、それが化膿ニキビです。跡にも残る可能性が高い事から、はやめに処置を行う必要があります。具体的には赤ニキビの状態から、さらに皮膚が腫れて硬くなってしまし、内部に膿がある状態のことを指します。
主な原因は物理的な刺激によるものと言われています。赤ニキビが発症している状態でさらに刺激を与えると、免疫反応が過剰に働いてしまうため、化膿ニキビへと進んでしまうと言われているのです。
このように白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、化膿ニキビなどの種類があります。それぞれ進行することによって変わっていきます。基本的には白ニキビの状態で適切に処置することで、化膿ニキビになってしまうことを防いでくれます。白ニキビがあると気づいたら放置せずにすぐに対処しましょう。